循環器センター


全国的に見ても循環器関連の疾患による死亡率が高いのが鹿行地区です。
当院ではその様な中で、日常診療を通し循環器の専門治療を患者様に提供して参りました。また、症状の進まれた患者様の治療には、より高度な治療を受けられる医療機関へご紹介する事で対応しておりました。
2014年3月、当院の循環器センターにて心臓のカテーテル検査・ステント留置などの治療を開始。19床の入院設備も備え、患者様には慣れ親しんだ地域で、いつもの医師のもとで治療を継続していただける環境を整備しました。当センターでは、経験豊富な専門のチームと最新鋭の血管造影装置の導入により、より高いレベルの循環器医療を提供できる環境を整えております。
また、明るくゆったりと過ごしていただける病棟で治療に専念していただける様に配慮しております。今後もスタッフ一同、地域の有床診療所として、患者様の通院治療の支援を続けていく所存です。
【鹿嶋ハートクリニック 循環器センターの特徴】
1.必要な検査は当日に行うことで、患者さんの不安の軽減、通院回数の負担軽減に努めております。
(★検査の内容や検査機器の空き具合によっては2回以上の場合もあります)
2.診療は治療知識や経験豊富な循環器専門の医師が行います。
3.心臓だけではなく、脳梗塞の危険性や全身の動脈硬化についても注意深く診療させていただきます。
4.当院の各センターとの連携が非常に良好であるため、最善の治療を迅速に提案することができます。
今後も、当院では、住み慣れた街で、できる限りの心疾患の治療を行えるよう、医師・スタッフ一同、より一層努力して参ります。
循環器センター手術数(2022年1月~12月)

循環器センター スタッフ
廣瀬 公彦 医師
■日本内科学会認定 内科医
■日本内科学会総合内科認定 専門医
■日本循環器学会認定 循環器専門医
■日本心血管インターベンション治療学会認定
専門医
■日本心臓リハビリテーション学会
心臓リハビリテーション学会 指導士
三宅 善順 医師
■日本内科学会認定 内科医
■日本心血管インターベンション治療学会認定
認定医
■日本医師会認定 産業医


循環器センター カテーテル治療症例のご紹介
急性心筋梗塞の症例

胸の痛みをうったえられ、ショック状態でした。

カテーテル治療を施行、血管を2本とも治療しました。
治療は20分程度で終了しています。
慢性完全閉塞
※他院でステント治療後、血管が再度つまり、長年経過してしまった例。

他院にて治療困難であった症例。

治療後 再度、血流を得ることができました。
左腕のダルさと めまい の症例
(現在は 脳神経外科血管治療センターにて 大橋 智生 センター長が施行)

※治療前

※治療後
カテーテル治療を施行し、改善しました。
右足先の色が悪くなり、壊疽になりかかった症例

膝の下には3本の血管があるはずですが、2本が詰まっていました。

カテーテル治療で足先の血流が改善し、足先の色も改善。壊疽にならずに済みました。