脳神経外科血管治療センター
常勤医

脳神経外科血管治療センター
センター長 大橋 智生
■医学博士
■東京医科大学茨城医療センター
脳神経外科 兼任講師
■日本脳神経外科学会 専門医
■日本脳神経血管内治療学会
専門医・指導医
■日本脳卒中学会 専門医・指導医
【経歴】
1997年 3月 東京医科大学医学部 卒業
1997年 5月 東京医科大学病院 研修医
1997年11月 水戸赤十字病院脳神経外科
1998年 4月 東京医科大学病院麻酔科
1998年 7月 東京医科大学病院救命救急センター
1999年 5月 東京医科大学八王子医療センター
脳神経外科
2000年 4月 東京医科大学霞ケ浦病院脳神経外科
2001年 4月 静岡県立こども病院脳神経外科
2002年 4月 西東京中央総合病院脳神経外科
2003年11月 東京医科大学病院救命救急センター
2005年11月 東京医科大学霞ケ浦病院脳神経外科
2008年 5月 脳血管内治療科長
2009年 4月 東京医科大学茨城医療センターに改称
2017年12月 脳神経外科講師
2019年 4月 鹿嶋ハートクリニック
脳神経外科部長・血管センター長
【大橋医師 手術実績】
脳神経外科手術 約2000件
顕微鏡手術 約300件
脳血管内治療 約600件
鹿嶋ハートクリニック 脳神経外科
頚動脈ステント留置術
脳動脈瘤塞栓術
鎖骨下動脈ステント留置術
超急性期脳血栓回収術
脳動静脈奇形塞栓術
硬膜動静脈瘻塞栓術
脳腫瘍や慢性硬膜下血腫の塞栓術など

病態の複雑な疾患に関しては、東京医科大学茨城医療センター脳神経外科と協力体制の上、集学的な治療を実現しています。
頚動脈ステント留置術について
当クリニックは循環器が専門であることもあり、最も需要の多いのが 頚動脈ステント留置術です。
個人としては2000年頃から頚動脈ステント留置術を行っています。
2015年からは当クリニックでも非常勤で行うようになり、個人通算で200件、当クリニックでも50件の治療実績があります。

頚動脈ステント留置術とは、太いカテーテルを足の付け根から挿入し、狭くなっている血管をバルーンおよびステントを用いて拡張する治療です。
昔からある外科的な方法と比べると、傷痕が残らないのと、全身麻酔ではなく局所麻酔でできるのが大きな特徴です。
手術時間は2時間弱、入院期間は4〜6日間です。
当クリニックでは安全に治療が行えるように最新の内服治療および機材を用いています。
またアレルギーや腎不全で造影剤の使用が困難な場合は、超音波を利用して造影剤を使わずに治療を行っています。
未破裂脳動脈瘤塞栓術について
未破裂脳動脈瘤塞栓術とは、太いカテーテルを
足の付け根から挿入し、脳動脈瘤に対して血管の中から金属製のコイルを詰める治療です。動脈瘤の形状によってはバルーン(風船)やステントを併用する場合があります。昔からある開頭脳動脈瘤ネッククリッピング術と比べると、脳を触らず(低侵襲)、傷痕も残らず、入院期間も短いのが大きな特徴です。手術時間は2~4時間程度、入院期間は4〜6日間です。
当クリニックでは安全に治療が行えるように最新の機材を用いて治療を行っています。

